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2005年6月30日 (木)

改めて日本の力を考える コンフェデレーションズカップ 3位決定戦・決勝戦

 翌朝、仕事があるのに、コンフェデの3位決定戦と決勝戦を夜通し見てしまった。しかし、体の防衛本能が働いてしまい、結構大事な場面を見落としてしまっている。今日は、1日、眠たかった。

 3位決定戦は、ドイツ対メキシコ。力が均衡しているのか、90分間では、ドイツが点を取ったら、メキシコが取り返すの繰り返しで、決着がつかず3-3で終了した。わたしが注目していた、メキシコのボルヘッティも後半2点取っている。延長戦でFKを決めたドイツがそのまま逃げ切り、4-3でドイツが勝利した。
 決勝戦は、ブラジル対アルゼンチン、南米の両雄の戦いとなった。お互いレベルの高いプレーを見せていたが、終始ブラジルペースで進み、4-1と意外なほどの大差をつけてブラジルが優勝を決めた。

 コンフェデレーションカップの全日程を終えた今、改めて、日本の力について考えてみる。強豪国であるアルゼンチンを大差で破ったブラジルとスコア的には互角に戦った日本のレベルは、ブラジルと同レベルと言えるのか、否か。多くの人が否だと答えるだろう。それは、試合の位置づけが余りにも違ったからだ。ブラジルにとっての日本戦は、予選リーグ突破がかかっていた。しかし、それは引き分け以上というブラジル有利の条件だった。しかも、相手は日本。それに対して、決勝戦は、決勝戦であって、相手は南米のライバル、アルゼンチンだった。この2試合を比べると、圧倒的に後者のほうがモチベーションが高いはず。実際、決勝戦でのブラジルの動きは、今大会の中で最高の動きだった。90分間、常に攻め続けていた。後半、3点の差がついているにもかかわらず、試合終了のホイッスルがなるまで、高いレベルのプレーをし続け、アルゼンチンを苦しめていた。もし、日本が予選リーグでブラジルに決勝戦のプレーをされたらと思うと、ぞっとした。
 しかし、日本はブラジルから2点を取り、失点も2点で抑えることができたのだ。あわよくば、勝ち越すこともできたかもしれなかった。また、ヨーロッパ王者ギリシャに対しては無失点で勝利をあげることができた。大局的に見て、今の時点で、日本はブラジルと同じレベルとは言い難いし、プレーの精度も高いとは言えない。が、この大会を通して世界のトップレベルの国々と遜色なく戦う技を身に着けることができたと言えるだろう。

 それを再度、確認する上で、1ヶ月後の東アジア選手権が重要な位置づけになってくる。コンフェデの結果からすれば、東アジアで負けるわけがない。今からとても楽しみだ。

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Football Baton 答えさせていただきます

 ブログ歴1ヶ月半のわたしのところに、ZEROの領域さんが回してくださいました。サッカー系ブログのひとつとして「くろグ」を認めていただけたことを光栄に思い、謹んで答えさせていただきます。

---------------------------テンプレ------------------------------

1、Number of your soccer video (DVD)
  あなたの持っているサッカービデオ(DVD)の数

2、People who patronizes it now
  今一押しの選手(人物でもクラブでも何でも可)

3、The GOAL I remained
  印象に残っているゴール
  
4、Five players favorite of me, or that mean a lot to me
  好きな、または特別な思い入れのある選手5人

5、One-Five people to whom I'm passing the baton
  バトンを廻す1~5名


1、あなたの持っているサッカービデオ(DVD)の数
A、自分で録画したフランスワールドカップ日本戦3試合
  フォトCD「IMAGE OF J.LEAGUE」
※家にビデオデッキやDVDデッキが無いものですから。少なすぎる。

2、今一押しの選手(人物でもクラブでも何でも可)
A、本田圭佑(名古屋グランパスエイト)
  藤田俊哉(名古屋グランパスエイト)
  アンヨンハッ(名古屋グランパスエイト)
※アンヨンハッは新潟時代から名前の「ッ」が気になっていました。

3、印象に残っているゴール
A、W杯アメリカ予選ドーハでイランに決められたゴール
  W杯フランス予選ジョホールバルでの岡野雅行のVゴール
  Jリーグ2003年1stステージ第9節名古屋×仙台(@豊田スタジアム)での終了間際のバスティッチのゴール
※ドーハは、テレビの前でロスタイムに入りワールドカップ出場を確信して、ガッツポーズをとっていたら、決められてしまい、呆然としました。
※スーパーゴールって、たくさん見ているのですが、人やデータを思い出すことができません。
  
4、好きな、または特別な思い入れのある選手5人
A、三浦知良(ヴィッセル神戸)
  中山雅史(ジュビロ磐田)
  秋田豊(名古屋グランパスエイト
  ドラガン・ストイコビッチ(元名古屋グランパスエイト)
  大空翼(南葛FC)
※わたしのサッカー好きの原点は、「キャプテン翼」です。同世代以上の選手にがんばってほしい。
 
5、バトンを廻す1~5名
A、football×footballさん、お願いします。

-----------------------------------------------------------------

 以上、質問に従って、答えさせていただきました。それほど、気の利いた答えではないと思いますが、あしからず。

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2005年6月27日 (月)

男・ボルヘッティ コンフェデレーションズカップ メキシコ×アルゼンチン

 準決勝の2試合目は、メキシコ×アルゼンチンの戦いとなった。今大会、メキシコという存在が気になっていた。とは言え、メキシコのサッカーといえば、攻撃的GKカンポスぐらいしかイメージになかった。メキシコの初戦、日本戦では、試合開始前の国歌演奏でのアイーンポーズにびっくりしたが、それ以上に日本を寄せ付けなかった世界トップクラスのプレーにびっくりした。

 さて、メキシコの準決勝の相手は、圧倒的な強さで、ワールドカップ出場をすでに決めているアルゼンチン。大方の予想では、すんなりアルゼンチンが勝つと見ていた。ところが、ふたを開けてみると、90分では決着がつかず、延長戦に突入。延長前半にメキシコが先制点を上げたが、後半にアルゼンチンが同点とし、120分でも決着がつかず、PK戦に突入。結局、アルゼンチンが決勝に駒を進めることになった。

 メキシコの戦いをいくつか見て、気になる選手がいた。FWのボルヘッティだ。目元に力が入り、上に上げた髪型が男を感じさせる。常に一生懸命なところもいい。日本戦では、ポストにはじかれたヘディングシュートがあったが、何と言っても、強烈な印象を残したのが、ブラジル戦だ。3回もPKをさせられたあげく、ノーゴール。その後、CKから思いっきり頭を振って、鋭いヘディングシュートを決め、これが決勝点になった。
 アルゼンチン戦でもよく動いていたが、点に絡むことができなかった。ただ、試合中、ボルヘッティが負傷し、ピッチの外に出るとき、会場から拍手がわいた。ドイツの人たちも彼のことを分かっているのだろうか。

 コンフェデも残すところ2試合、ブラジルとアルゼンチンの南米対決も楽しみだが、メキシコの戦いも楽しみである。

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2005年6月26日 (日)

乱入を許すなよ コンフェデレーションズカップ ドイツ×ブラジル

 日本の予選敗退によって一気に存在感を失ったしまったコンフェデレーションズカップ。しかし、まだまだ日程は続く。ワールドクラスのゲームを見ることができるいいチャンスである。
 準決勝の1試合目、ドイツ×ブラジルは、くしくもワールドカップ日韓共催大会の決勝戦の再現となった。ドイツとしては、3年前の雪辱を晴らしたいところだろうが、FIFAランク的にはドイツは日本より下なので、あまり期待はできなかった。

 ところが、試合が始まると、お互いがっぷり四つに組んだ展開だった。前半は、21分にブラジルがFKから先制点を上げると、その2分後、ドイツもCKからゴールを決め、すかさず同点。さらに、43分にブラジルがPKを決め、再び引き離したものの、ロスタイムにドイツが同じくPKを決め、再び同点とした。2-2で前半が終わった。
 後半は、なかなか点が入らない状況が続いた。そんな中、後半31分、ブラジルがアドリアーノのゴールで三度、ドイツを突き放し、そのまま試合終了となった。ドイツは、3年前の雪辱を晴らすことはできなかった。

 さて、この試合でも、観客の乱入を許してしまった。彼らは乱入するつもりで会場に来ているのだろうか。彼らの気持ちが全く分からない。試合の流れを止めてしまう、または変えてしまうだけでなく、選手や審判などに危害が加えられる恐れもある。今のところそのようなことは起きていないが、今後、起こるかもしれない。

W杯組織委のベッケンバウアー会長は「試合を最大限に楽しんでもらうため、観客席とピッチの間にフェンスなどは設置しない。サポーターが節操を保ってくれると信じる」と言う。

 だそうだが、節操を保ってくれないじゃないか。スタジアムによっては、缶やペットボトルなどの持ち込みを厳しく制限するが、缶やペットボトルの投げ入れよりも、人の乱入の方がはるかに恐ろしい。

 コンフェデは、まだ残り3試合ある。また観客の乱入を許してしまうのか。

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2005年6月23日 (木)

プレーの精度の違い コンフェデレーションズカップ ブラジル戦

 予選リーグを1勝1敗、勝ち点3同士で並んだ日本とブラジル。日本はブラジルを倒さない限り、決勝トーナメントへ進めない。対するブラジルも世界王者として負ける訳にはいかない。これほど緊迫したゲームはそうお目にかかれるものではない。

 黄色が目立つスタンドに囲まれた中で、運命のキックオフ。前半4分、DFの裏に飛び出した加地のシュートがゴールネットを揺らしたが、無情にもオフサイド。しかし、いけるぞ、日本!これがブラジルの選手を刺激してしまったのか、ブラジルの容赦ない攻撃が始まった。そして、前半10分、ブラジルはロナウジーニョ→ロビーニョとつないであっさり1点を先制してしまった。その後もブラジルの怒濤の攻撃が続くが、日本はボールを奪うと、積極的に前にボールをつなぎ、前へ攻めた。その姿勢が、前半27分、中村の同点ゴールを生んだ。しかし、その数分後、ゴール前の狭いエリアの中でブラジルはボールをつなぎ、ロナウジーニョのゴールが決まった。再び、突き放され、そのまま前半終了。
 後半、日本は大黒と中田浩二を投入。後半開始早々、日本は、柳沢が飛び出し、シュートを打つが、GKに阻まれた。いけるぞ、日本!ブラジルなど恐れるに足らん!しかし、後半は、ブラジルの攻撃シーンが圧倒的に多く、川口の顔面セーブなど、ぎりぎりで何とかしのぐ状況がつづいた。ところが、チャンスは突然やってきた。後半43分、セットプレーから中村のFKがポストにはじき返されたところを大黒が詰めて、同点ゴールを決めた。土壇場で世界王者ブラジルに追いついた。日本は健闘したものの、結局、2-2のドローで試合終了。日本の予選敗退が決まった。

 今回のコンフェデレーションズカップの3戦の結果は、1勝1敗1分。日本がワールドカップで十分に戦えると確信を持った。すべての試合で流れの中から点が取れた。さらには、セットプレーを生かせば、ブラジル相手でも点が取れることも分かった。ただ、世界のトップクラスの国と日本の違いは、1つ1つのプレーの精度だと思う。例えば、どんなパスが回ってこようと足下にぴたっと止められるか、どうか。ブラジル戦では、玉田のトラップの質の低さが気になった。大きく跳ねたボールを何度も奪われた。
 これからの1年で身体能力を大幅に伸ばすことは期待できない。ロナウジーニョみたいな個人技を身に付けることも難しい。1つ1つのプレーを大事にするという意識をもっと高め、前向きに積極的に戦えば、アジアはおろか、世界のトップクラスと自信を持って戦えるはずだ。

 
 

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2005年6月22日 (水)

前へ攻めていたが… ワールドユースサッカー モロッコ戦

 勝ち星が無かったが、日本は決勝トーナメントに進出できた。このチャンスを生かし、チームの目標であるベスト8入りをつかんでほしかった。しかし、結果は、ロスタイムにゴールを決められ、0-1で負けてしまった。

 今大会、ヤングジャパンの予選リーグの戦いは、全体的に後ろ向きな姿勢が目立った。それが、勝ち星無しという結果に表れていたと思う。
 決勝トーナメントには、勝ち以外の選択肢は無い。選手たちはそれを十分に意識し、前へ前へという積極的な攻めの姿勢が目立っていた。特に、左サイドでは家長のチャレンジが何度も見られたし、ポストやバーに嫌われたものの、カレンの積極的なシュートが見られた。また、守備の面でも積極的にボールを奪いに行き、92分間は無失点ゲームだった。
 ただ、失点シーンだけを言えば、ロスタイムに入り、前へ攻めきれず、後ろ向きになってしまった。そこを攻められ、モロッコボールのスローインにしてしまい、そのスローインがベスト8を阻む起点となってしまった。

 負けはしたが、全体的に前へ前への姿勢が見られたので、そこは評価したい。今後の課題としては、A代表同様、ゴール前での決定力が欲しい。まずは、Jリーグに戻って、個々のレベルアップをしなくてはならない。

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2005年6月20日 (月)

本当にヨーロッパ王者かぁ? コンフェデレーションズカップ ギリシャ戦

 昨年の今ごろ、眠い目をこすりながらユーロ2004を観戦していた。開幕戦でポルトガルを撃破したギリシャは決勝トーナメントに進んでも、フランス、チェコ、再度ポルトガルを下し、ヨーロッパ王者と言う栄冠を手にした。そのヨーロッパ王者とアジア王者日本は対戦をした。

 ギリシャは1年前にユーロを制したものの、前の試合でブラジルに0-3と負けているので、メキシコ戦より気を楽にして見ていた。ヨーロッパ王者とは言え、明らかにギリシャはメキシコよりも格下であった。試合開始からほとんど日本のペースで試合は進んだ。パスはおもしろいようにつながり、何度もシュートチャンスに恵まれた。しかし、柳沢も玉田もシュートの精度に欠き、決定的チャンスを生かすことができなかった。ギリシャはそれに助けられ、失点を免れた感があった。
 ギリシャの試合運びにヨーロッパ王者の風格は微塵も感じられなかった。前半31分に1人目の選手交代をしている時点で、ギリシャは混乱していることが分かった。しかも、日本が交代枠を使う前に3人の交代枠を使い切ってしまった。後半20分、大黒が入ってからは、日本の波状攻撃が続いた。そして、後半31分、中村のスルーパスをうまく合わせた大黒のシュートが決まり、日本が先制点を奪った。直後、田中誠の危ないバックパスがあったが、そのまま無失点で試合終了。アジア王者がヨーロッパ王者を下した。

 アジア王者がヨーロッパ王者を下す、何と響きのいい言葉なのだろう。しかし、実際、現在のギリシャはヨーロッパを代表する力を持ち得ていなかったようだ。ワールドカップ予選を見ても、すんなり本大会に出られる状況でもなさそうだ。ヨーロッパ王者を下したことは喜ばしいことであるが、現在のギリシャに勝ったところで、日本が世界レベルに達したと判断できないのかもしれない。

 B組のもう1つの試合は、大方の予想に反して、メキシコがブラジルに勝ってしまった。この結果、日本は次の試合でブラジルに勝たない限り、決勝トーナメント出場は無い。日本が今のブラジルに勝てるとは到底思えない。マイアミの奇跡が再び起こることを願うのみだ。

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2005年6月19日 (日)

この大会の意味 ワールドユースサッカー オーストラリア戦

 飲み会を中座し、急いで帰宅しての観戦。結果は、1-1の引き分け。勝ち点2で日本、ベナン、オーストラリアが並んだものの、得失点差、総得点で日本の決勝トーナメント進出が決まった。

 第1戦、オランダ戦では、はっきりと世界との力の差を見せ付けられた。負けはしたが、後半は世界に迫るプレーができていた。第2戦、ベナン戦では、日本の雑なプレーが目立ったが、セットプレーからの得点が決まり、何とかドロー。そして、運命の第3戦、オーストラリア戦。オーストラリアは勝たなくては決勝トーナメント進出が絶たれてしまうので、前へ前へのプレーが目立った。それに対して、日本は、家長や梶山の積極的なプレーが光っていたが、これまでの戦い同様、ボールをキープしても後ろ向きのプレーの連続だった。さらに、この試合もGK西川のファインセーブ助けられた場面も多かった。

 ヤングジャパンにとって、この大会の意味は何なのだろうか。と言うか、何をしにオランダまで来たのだろうか。弱いなら弱いでいい。前へ前へチャレンジしてくれたら、予選敗退でも許す。しかし、選手も監督も常に後ろ向きの姿勢で決勝トーナメント進出を決めてもあまり嬉しくない。この3戦を見る限り、オランダ戦の後半以外、勝とうという意志が全く感じられなかった。1敗2分と言う結果が、それを如実に表しているのかもしれない。

 ともあれ、決勝トーナメントに進出したからには、世界に恥ずかしくないプレーをお願いしたい。

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2005年6月17日 (金)

三都主って、必要なのか? コンフェデレーションズカップ メキシコ戦

 ワールドカップを1年後に控えたドイツで、コンフェデレーションズカップが開幕した。日本はアジア王者として、この大会に臨んでいるが、ドイツでの日本の評価はかなり低いらしい。とは言え、FIFAランクはドイツより上なのだが。

 日本の初戦は、北中米カリブ海王者で、FIFAランク6位の強豪メキシコ。日本の力を試す絶好の相手であった。立ち上がりこそ押し込まれたものの、前半12分、小笠原が前に出したボールを加地が受けて、右サイドを突破し、センタリングを上げた。それをうまく合わせた柳沢のゴールが決まり、先制点を取った。やるではないか、日本!その後、メキシコと互角以上の戦いができていると思っていた。しかし、FIFAランク一桁は伊達ではない。前半39分、一瞬、ノーマークになったジーニャにボールが渡り、豪快に入れられ、同点とされた。
 後半も日本の動きは悪くなかった。だが、一瞬の隙を見逃さないメキシコに追加点を奪われ、逆転を許した。この後、大黒と玉田を投入し、攻撃的布陣にするものの、点を奪えず、1-2で破れた。

 全体的に劣勢で、負けてはしまったが、流れの中から先制点を奪うことができた。その部分は評価したい。

 ところで、今の日本代表に三都主アレサンドロは必要なのだろうか。北朝鮮戦の日、娘さんをサッカークラブに入れている職場の女性が、「三都主はいらない」と口にした。わたしもうすうす思っていたことを、サッカーについてさほど知識があるように思えない女性が口にしたことに驚いた。それ以来、三都主が気になり、今日のメキシコ戦でも、三都主に注目して見ていた。やはり、三都主でボールを奪われるシーンが何度もあった。気持ちいいパスが続いているのに、三都主に渡ると、ボールを奪われる。以前は左サイドから中央へ突破し、センタリングを上げることに彼の魅力を感じていたが、最近はそれもない。

 試合内容とは別に、三都主にボールが渡るたびに、「三都主って、必要なのか?」が頭の中を駆けめぐった90分だった。

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2005年6月16日 (木)

雑なプレーの結果 ワールドユースサッカー ベナン戦

 前の試合、日本はオランダに1-2と惜敗した。予選リーグ突破のためには、この試合で勝たなくてはならなかったが、結果は1-1のドロー。勝ち点1しか取ることができなかった。

 今回の試合は、日本の雑なプレーが目立った。立ち上がりこそ、家長の左サイドの突破が何度も見られ、期待を持たせた。しかし、時間が経つにつれ、雑なプレーの連発になった。ボールを持ちすぎてカットされ、パスを出してもカットされ、誰もいないところにパスを出して、それを奪われ、見ていてイライラしてきた。前半の失点はまさに雑なプレーの結果であった。日本選手の気の抜けたプレーを見逃さなかったベナン選手がボールをカットし、素早く前線へフィード、それをうまくつないでのゴール。
 ベナン選手は特別技術が高い訳でも、特別うまい訳でもない。しかし、アフリカ独特のバネがあり、ボールに対するチェックは速いし、ボールキープしようとしても後ろから足が伸びて、カットする。それに苦しめられた感があるのは否めない。それを差し引いても、日本のプレーは雑でお粗末だった。
 後半、セットプレーから何とか1点を返した。さらに、ベナン選手の退場により、数的優位になり、逆転をねらえるはずだった。しかし、オランダ戦の後半で見せたようなゴールへの執念が見られないまま、試合は終了。

 大熊監督の選手起用法や戦術、システムが批判を浴びている。確かにそれは感じられたが、それ以上に選手個々の雑なプレーの積み重ねがこの試合の結果と言わざるを得ないと感じた。

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2005年6月11日 (土)

個の力の差 ワールドユースサッカー オランダ戦

 日本中がまだワールドカップ出場決定の余韻に浸っている中、海の向こうのオランダではワールドユースサッカーが開幕した。

 我がヤングジャパンは開催国オランダと対戦した。日本は前半早々に2点入れられてしまった。後半に1点返し、さらに終了間際に怒濤の攻めを見せあわや同点というシーンもあった。しかし、結局、1-2で破れてしまった。

 この試合を見て感じたことは、個の力の差だった。
 キックオフと同時にゲームはオランダペースで進んだ。サイドを突破するオランダ選手について行くことができない日本選手。前半7分、左サイドを突破され、失点。その後も左サイド、右サイドから突破され続け、日本はボールをカットするのがやっとの状態だった。そして、前半18分、クインシーの度肝を抜いたドリブル突破の末のバベルのシュートが決まり、前半早々に2失点。クインシーのドリブル突破に対しては日本も数人がかりで体を寄せたものの、相手にならなかった。2失点の後もオランダにボールを支配されたまま、前半を終えた。
 後半もオランダとの力の差は歴然で、ボールを支配され続けた。後半23分、セットプレーから平山が1点を返し、試合終了間際、平山、カレン、森本の立て続けのシュートにドローを期待したが、結局、1-2の敗戦となった。

 中田英が先日の帰国会見で「個人のレベルアップ」を口にした。まさにそれを痛感させられる試合だった。Jリーグや大学でしかプレーしていない日本選手と国外のレベルの高いリーグやA代表でプレーするオランダ選手の個の力の差は大きかった。

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2005年6月 9日 (木)

歓喜の瞬間 ワールドカップサッカーアジア最終予選 北朝鮮戦

 6月8日、柳沢と大黒の2ゴールが決まり、北朝鮮に勝利した。ついにワールドカップ本大会への扉が開かれたのだ。

 勝ち点を1つ積み上げれば、ワールドカップが決まるこの試合を多くの人と分かち合いたかったので、妻なっち、妻の会社の同僚とともに、岡崎市のスポーツバー「QUARTERS」で観戦することにした。

 仕事を急いで切り上げ、開店間もない18時過ぎに到着した。すでに10人ほどの客がいた。店内では、ワールドカップフランス大会の予選の様子が流れていて、当時の感動がよみがえってると同時に、自分の中で緊張感が徐々に高まっていった。試合開始時間が近付くにつれ、店内は日本代表のドイツ行きを期待する客でごった返してきた。19時前、現地の様子がテレビに映し出された。心配されたスコールの気配が無く、一安心。テレビに映るバンコクのスタジアムは無観客だが、こちらはいつもと変わらぬスタンドの雰囲気で満ちてきた。
 太鼓がたたかれ、ニッポンコールが店内であふれかえる中、19時35分、キックオフ。テレビ画面に向かってコールをするのは、ワールドカップ日韓共催の日本対ロシア戦を豊田スタジアムのパブリックビューイングで見て以来だ。代表戦はテレビ観戦がほとんどだが、大勢でコールをしながら代表戦を見るのはやはりいいものだ。今回、初めて体験するジンギスカン。ジンギスカンの時の盛り上がりは最高。前半は、北朝鮮のディフェンスに阻まれることが多く、得点チャンスが少なかった。また、守備で活躍した中田浩二の全線へのフィードの悪さが印象に残った。結局、両チーム無得点のまま前半が終わった。
 ハーフタイムに代表グッズが当たるジャンケン大会があったが、早々に負けてしまった。
 気合いを入れ直していざ運命の後半。気がついたら店内は立錐の余地もないくらいの人で埋まっていた。大黒の投入に、得点への期待が一気に高まった。じりじりした攻防が続いた後半28分、ついに日本のゴールが決まった。その瞬間、だれもが雄叫びを上げ、近くにいる誰とも構わずハイタッチをした。この盛り上がりを待っていたのだ。昨今の柳沢の評価は決していいものではなかったが、この時ばかりは柳沢コールに力が入った。この1点で力を落とした北朝鮮に対して、日本は力を緩めず、攻め続ける。そして、もう1人のFW、大黒に期待が高まる。終了間際、田中のパスにオフサイドぎりぎりで反応した大黒が飛び出した。決めてくれ。決まったー!勝利、そしてワールドカップを決定づけるゴールに、店内は先ほど以上の盛り上がりになった。ジンギスカンのリズムで大黒コールが響き渡る中、ロスタイムの北朝鮮キムヨンスの退場などどうでもよかった。
 主審の笛が吹かれた。ついに歓喜の瞬間は来たのだ。店吹っ飛んでしまうのではないかと思うくらいの盛り上がりをみせた。店内の誰もが、ハイタッチをし、抱き合い、握手をし、感動を分かち合った。盛り上がりが続く中、店の好意でシャンパンが振る舞われ、勝利のそして、ワールドカップへの美酒を味わった。

 キリンカップ後の不安はいったい何だったのだろうか。イラン戦が残っているが、目標を達成した今、そんなものはどうでもよくなった。

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2005年6月 5日 (日)

ウズベキスタン対韓国 韓国のスポーツ新聞より

 昨日の夜、妻なっちが韓国旅行から帰国した。お土産として、現地のスポーツ新聞2紙を買ってきた。

 現在、韓国も日本と同様にワールドカップサッカー最終予選を戦っている。6月3日、韓国チームはアウェイでウズベキスタンと対戦し、先制を許したものの、試合終了間際にパクジュヨン(#10)のゴールで1-1の引き分けに持ち込んだ。

 昨日の韓国のスポーツ新聞では、その劇的な様子が熱く報じられている。「スポーツ朝鮮」の1面には、ゴールを決めたパクジュヨンが神に祈りを捧げ、そこに駆け寄るチョンギョンホ(#16)の姿がでかでかと載っているし、「スポーツトゥデイ」もゴールを決めたパクジュヨンの様子が1面に載っている。追いつめられた中での同点劇だったので、ハングルの意味は分からないが、紙面から興奮が伝わってくる。「スポーツ朝鮮」は4面、「スポーツトゥデイ」は3面を使ってこの戦いについて伝えている。アンジョンファン(#19)の嘆きの表情やパクチソン(#7)が相手選手と競り合う写真が載っているが、この日は何と言っても、パクジュヨン様様だったようだ。
 また、パブリックビューイングに集まる市民の様子も載っていて、日本と同じように盛り上がっていたようだ。

 PSVで活躍するパクチソンの記事も載っていたが、読めないので、韓国の新聞の日本語版サイトで探したところ、マンUがパクチソンにラブコールを送っているとのこと。

 韓国はこの戦いで負けていたら、次節のクウェート戦で負けた場合に3位転落ということになり、そう言う意味でも大きな勝ち点1になった。日本も韓国も次の対戦で引き分け以上でワールドカップサッカー本戦出場が決まる。がんばれ、ニッポン。イギョラ、テーハンミングク。

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2005年6月 4日 (土)

本当の敵は主審?暑さ? ワールドカップサッカーアジア最終予選 バーレーン戦

 日本はバーレーンを1-0で破り、ワールドカップ本大会出場へ向けて、大きく前進した。キリンカップの2試合がスコアレスの敗戦だったので、不安な気持ちでこの戦いを迎えたが、流れの中から小笠原のゴールで決まった。

 ところで、この試合を見て、感じたことが2つあった。それは、主審の笛と中東の暑さだ。

 まず、主審の笛。ファールの判定が日本に対して厳しかったように思えた。日本選手がバーレーン選手をたおしてしまうと、ファールに見えなくても、笛が鳴った。それに対して、バーレーン選手が日本選手をたおしても、笛が鳴らないことがあった。特に試合終了間際、ペナルティエリア内で中田英寿が思いっきり倒され、PKでもおかしくなかったにもかかわらず、ノーホイッスル。これがアウェイというものか。

 もう1つ、中東の暑さ。日中、ピッチ上は40度あったらしく、試合中も30度ぐらいあったそうだ。テレビで見ている限り、選手の体を流れる汗以外、気温を感じることはできない。しかし、後半に入ると、バーレーン選手の運動量が落ち、試合終了が近くなるにつれて、日本選手の運動量も落ちてきた。よっぽど暑さが応えたのだろう。
 日本は試合終了までさらに1点を取ろうと、していたはず。試合終了近くに稲本と玉田を入れるなら、もっと早い時間でもよかったのではないだろうか。稲本が入る直前にいい形ができていたが、運動量が落ちていたため、点に結びつけることができなかった。

 何はともあれ、この勝利がワールドカップ本大会出場をぐっと引き寄せてくれた。次の試合は、出場停止の選手もいるが、北朝鮮は無観客だけでなく、無監督試合になるそうだ。これは有利。さらに、イランがバーレーンをたたいてくれればいいのだ。一週間前の不安が、期待に変わった試合になった。

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