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2006年5月 4日 (木)

必死さが伝わってきた J1リーグ第11節 名古屋×横浜FM

 4月は、勝ち星に見放された我が名古屋グランパス。月が変わり、気分一新したいところ。ここ数試合、だらだらしたプレーが目についたが、前日に緊急ミーティングを行ったそうで、その成果を出してほしい。対する横浜Fマリノスは、中澤が戻ってくるが、怪我人に悩まされている。勝つチャンスはありそうだ。

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 今節は、夜の試合ということで、昼間は4月末にオープンしたばかりの岐阜県土岐市の温泉施設「バーデンパークSOGI」で4月未勝利の厄をきれいさっぱり流してきた。温泉のぽかぽか感を残したまま豊田スタジアムに着いたのは、午後3時前。すでに長い列ができていた。「GWはファミリーJoinデイズ」ということで、スタジアム前の広場では、さまざまなイベントが開催されていたので、列に荷物を残して、足を運んでみた。ポールには鯉のぼりが泳ぎ、広場では小学生以下向けのPK勝負や的当て、屋台、応援メッセージなどで盛り上がっていた。わたしは応援メッセージの列に並んだ。10分ほど並び、Mr.ピッチの携帯ストラップをもらい、マジックを受け取った。楢崎とキムのフラッグにメッセージを書き込んだ。


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 4時、開場。新人研修の須藤からマッチデープログラムを受け取った。今節は、前座として、少年サッカーの親善試合が組まれていた。在東京欧州学校選抜VS豊田市立根川小学校選抜。欧州が青、根川小が赤のユニフォーム。マリノスとグランパスを意識した色か?小学生の試合なのだが、意外と盛り上がった。途中、弱ったカラスがピッチに舞い降りるハプニングがあったが、根川小が2-1と逆転勝利。この勢いにグランパスも乗ってほしい。

 やっと本題。名古屋と横浜FMとのゲーム。いい加減に勝ってほしいという気持ちの表れか、ゴール裏のサポーターのテンションがいつもより高い。わたし自身もいつも以上に声を張り上げてしまう。DFに秋田が戻ってきた。これでディフェンスラインは安心だ。
 試合開始後まもなくして、古賀が前線に残ったままであることに気付いた。DFは3バックになっている。前節、3バックの方が安定していたので、攻撃に枚数を増やすのは悪くない。それに古賀の不用意なファールを見なくても済む。古賀のFW起用が功を奏したのか、序盤から名古屋ペースで試合がすすんだ。DFも秋田を中心に増川の高さも生きて、危ない場面を作らせることもなかった。気持ちを入れ替えたのか、ここ数試合見られなかった必死さが伝わってきた。しかし、相手DFは代表経験者の松田と中澤。代表経験のない名古屋の選手たちをしっかり潰していた。結局、点を獲ることができないまま、前半が終了した。

 後半、前半同様、名古屋が押し気味で試合を進めた。何度も何度も好機を演出するが、ゴールを割ることができないまま、時間が過ぎていった。そして、後半35分、名古屋ゴール前の混戦の中で、マグロンに押し込まれてしまった。緊張の糸が切れたようにピッチにへたり込んだ名古屋の選手たちの姿に、この試合にかける必死さを感じた。直後、玉田に代わり鴨川が入った。そして、早速、鴨川が見せてくれた。左サイドからゴール前に切り込もうとしたところでファールをもらい、名古屋のFKのチャンスを得た。本田のFKを古賀が押し込み、すぐさま同点とした。いけるぞ名古屋。だが、追加点を奪えないまま、1-1で試合が終わった。

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 この試合については、賛否があるだろう。勝ち点3が獲れたはず。勝ち点1でも良しとしよう。わたしは、後者をとる。まず第一に、ここ数試合、不甲斐ないゲームを見せられていたので、今節の選手たちの必死さは嬉しかった。GWでいつもより多い観客にもアピールできたと思う。
 古賀のFW起用については、結果的に功を奏したと思う。しかし、古賀をFWに上げることより、古賀を外した3バックが安定していたことを評価したい。ということで、3バックにした上で、攻撃にもう1人加えた方がチームに合っている気がする。
 結局、勝ち点1で終わったことが名古屋の現状なのである。代表未経験の山口が必死に走り、点に絡もうとするが、代表経験豊富な横浜DFにことごとく潰された姿が印象的だった。このような部分が改善されない限り、名古屋の上位浮上は望めない。

 それでも、選手たちの必死さが伝わってきた良い試合だった。というか、いつもこのような試合をしなくてはならないのがプロ選手なのだ。いつもより多い観客も満足してくれたと思う。

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コメント

理由はいろいろあると思いますがゴール裏のテンションは高かったですね。
私も周りにのせられいつもより1.5倍の声をだして応援してしまいした。

私のメンタルも選手と同様日替わりでいけませんなw 

投稿: syachipunk | 2006年5月 4日 (木) 10時57分

TBありがとうございます。
私は結果には不満ですが、この内容には納得できます。今回はスタジアムで観戦していませんが、この試合ならお金を出してスタジアムに足を運んでも良いかなと思えますし。

投稿: しょうちゃ@BlogAnoia | 2006年5月 5日 (金) 20時10分

>syachipunkさん
 勝たせたい、勝ってほしいという気持ちの表れだったと思います。それだけに勝てなかったのは悔しい。

>しょうちゃ@BlogAnoiaさん
 負け試合を見続けた後のドローなので、どうしても過大評価になってしまいます。それに慣れてはいけませんね。

投稿: くろ | 2006年5月 7日 (日) 08時08分

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